19日に同志社大学の新町キャンパスで新町祭が行われ、色とりどりのキャンドルが照らしました。
新町祭は2008年に始まり今年で8回目。新町キャンパスには学園祭の行事がなかったため、伝統行事を創りたいとの思いで始まったのだそう。私も同志社大学に通っていましたが、確かに10年以上前には新町キャンパスへは授業を受けに行った記憶しかありません。今ではこの時期の恒例行事としてまさに「伝統」になりつつあるように思います。
新町祭はなんといっても、美しいキャンドルポットが無数に並び、絵や模様の形に並べられている様子が幻想的。当日は地域の方も来られてキャンドルを手作りしたり、今年はデザインの一部を近隣の小学校に公募するなど、地域とのつながりも大切にしており、学生以外に家族連れや小さなお子さんも多く訪れているのが特徴です。
ステージでの演奏や、スタンプラリー、上京区のマスコット「かみぎゅうくん」も来たりと、キャンドル以外にも楽しめるポイントが用意されています。個人的には、キャンパスの建物の中に入り上からキャンドルを見下ろせるのが嬉しかったです。下からでは分かりにくかったキャンドルアートも上からだとよくわかります。さらに遠くには今出川キャンパスのツリーも頭をのぞかせています。
新町祭は学生たちが作り上げる一夜のお祭り。2013年は雨で延期ということもありましたが、毎年この時期の土曜日に行われています。キャンドルが照らす様子はたいへん綺麗ですので、来年以降は大学のOB・OGのみならず、どなたでもぜひお気軽に足を延ばしてみてください。なお、今出川キャンパスでは恒例のクリスマスツリーも立派に輝いています。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。