来週は強烈な寒波が襲来!

天龍寺の雪景色
日曜日の後半から低気圧が発達して全国的に荒れた天気となり、その後来週末にかけて強烈な寒波がやってきます。

宇治の雪景色先日もブログに書きましたが、京都は1月15日に至っても未だに初雪が観測されていません。これまでの最も遅い記録であった1月7日を一週間以上も更新する異常事態。今シーズンは東京よりも神戸よりも初雪が遅くなっています。しかしこのまま冬が終わるはずはありません。来週からは数年に1度の強烈な寒波に覆われ、京都府南部の週間予報でも19日と20日に雪マークが付きました(1月15日現在)。いよいよ初雪も間近です。

興聖寺の雪景色一方、市街地に雪が積もるかはまた別問題。京都市街地は緯度で言えば東京よりも南にありながら、日本海側からの雪雲が流れ込むという特異な地形の場所です。その理由は京都府に1000mを超える山が1つもないことが要因。全国47都道府県で1000mを超える山を持たないのは千葉県と沖縄県と京都府だけです。寒気が強く、風向きの条件が整えば、高原状のなだらかな山を乗り越えて京都市街地にも雪を積もらせるほどの雪雲が流れ込んでくるのです。

高山寺の雪景色日本海からの雪雲は山で雪を落としながら京都市街地に来るため、できるだけ短い距離で流れ込む方が雪の強度が強くなります。地図で見ると、日本海から京都市街地に最短で流れ込む風向きは「真北の風」です。とはいえ、真北の風は寒気のピーク時にはなかなか出現しにくく、たいていは西寄りの成分が加わってきます。

毘沙門堂の雪景色今回はと言えば、19日と20日は上空850hPaの風向きが西北西から北西の風向きの予想が出ています。ということで、雪は舞うことはあっても積もりにくいのではというのがセオリーになってきます。以上は積雪予想ではなく一般論で、また西風成分が多少あってもJPCZと呼ばれる強力な雪雲列が重なれば山を越えることもあります。いずれにしましても、京都に関わらず今後の気象台の出す予報には十分にご注意ください。来週は今週よりもさらにもう一段階寒くなり、それが来週末にかけて続くため、体調を含めてお気を付けください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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