下鴨神社 光琳の梅に積もる雪

下鴨神社 光琳の梅
3月1日の雪景色。最終回は下鴨神社の風景。光琳の梅にも雪が積もっていました。

下鴨神社 光琳の梅5年ぶりの3月の積雪となった1日。今年は梅の進みが早く、梅の木に雪が積もった様子も各地で見ることができました。下鴨神社の楼門をくぐった右手奥、御手洗川に面した1本の紅梅が通称「光琳の梅」と呼ばれる梅の木です。光琳とは、江戸時代に活躍をした画家・尾形光琳のこと。後に「琳派」と呼ばれる装飾的な画風を得意とした一派の代表的な人物で、絵画のみならず工芸の面でも才能を発揮し、八橋蒔絵螺鈿硯箱(やつはし まきえ らでん すずりばこ)は、国宝としても知られています。

下鴨神社 光琳の梅尾形光琳の絵画では「燕子花図屏風(かきつばたずびょうぶ)」と「紅白梅図屏風」がなんといっても有名です。いずれも国宝の絵画として名高く、教科書などで目にしたことのある方が多いと思います。下鴨神社の紅梅は、実は紅白梅図屏風に描かれている梅のモチーフになったとされています。梅は御手洗川にかかる朱塗りの橋「輪橋」のたもとに咲き、美しい橋とも相まって京都らしい風情も感じさせてくれます。

下鴨神社光琳の梅は比較的遅めに咲き、例年3月に入ってから見ごろを迎えますが、今年は梅の開花が早いこともあって、雪が積もった珍しい様子を目にすることができました。ちょうど雲が晴れて青空も見え、美しさが際立ちました。また、境内の糺の森に積もる雪も趣があります。古代山城の原生林を伝える貴重な森で、大都会京都の街中でこうした風景が見られるのが不思議に感じるくらいでした。さて、春の暖かさの中でご紹介して来た、恐らく今シーズン最後の雪景色。また季節がめぐった先に、京都の雪景色をお届けできればよいですね。

下鴨神社 光琳の梅
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下鴨神社
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吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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