東福寺 五社成就宮にある「魔王石」

魔王石
東福寺の境内、三門の東に五社成就宮があり、階段を上ると途中に魔王石が祀られています。

魔王石魔王石とは何とも物騒な名前ですが、鞍馬山に祀られる護法魔王尊が天狗の姿をしているように、この石にも鞍馬の魔王(天狗)が降臨したと東福寺では伝わっています。魔王石を覗いてみると、どうやら禅定印ないし阿弥陀定印をした仏様の石仏のように見えました。これが「魔王の姿」だと解する方もおられるようです。

十三重石塔少々ややこしいのですが、別にこんな話も伝わっています。東福寺を建立した九条道家が病になった時に、藤原家の先祖という比良の魔王(比良明神:天狗)が降臨し、病の原因が怨霊にあると伝えました。そして魔王は道家に祟っている怨霊の鎮め方を教え、これにより病が完治したといいます。道家が東福寺建立の決心をした時にも、比良明神のお告げで十三重石塔を建立したと伝えています。実は、魔王石の前に建つ十三重石塔がその塔。鞍馬の天狗と比良の天狗。それぞれの天狗ゆかりの石や塔が木陰にひっそりと佇んでいます。今回の記事は東福寺のこちらのページを参考にしました。

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吉村 晋弥(よしむら しんや)

吉村 晋弥気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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