崖に建つ天岩戸神社

天岩戸神社
先日、福知山市にある元伊勢三社のうち、天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ)を訪れました。

元伊勢内宮皇大神社元伊勢三社とは、天岩戸神社、元伊勢内宮皇大神社(こうたいじんじゃ)、元伊勢外宮豊受大神社(とようけだいじんじゃ)の総称で、福知山市に点在しています。天照大神(アマテラスオオミカミ)をお祀りする伊勢神宮の内宮は、伊勢の地に遷座する前に各地を転々としていたとされ、そのうちのひとつ、丹波(丹後)国での所在地が吉佐宮(よさのみや)と呼ばれています。元伊勢内宮はその吉佐宮(よさのみや)の候補地のひとつとされることから「元伊勢」と呼ばれています。他にも、吉佐宮の候補地は、籠神社(このじんじゃ)などがあります。

天岩戸神社また、伊勢神宮の外宮に祀られる豊受大神(トヨウケノオオカミ)は、元は丹波国の神で、豊受大神社はその豊受大神の元宮ともされています。このように、天照大神と豊受大神という2神それぞれの「元伊勢」ということで地元では厚い信仰を得ています。天岩戸神社は、そんな元伊勢内宮の奥宮とされる神社です。

天岩戸神社天岩戸神社は、元伊勢内宮から北西へ400mほど行った川沿いにあります。近くの道路には車を止める場所がないため、元伊勢内宮から歩くというのがよいでしょう。この天岩戸神社は、渓流の巨岩の上に社殿が築かれており、いったん川まで降りてから、鎖をつたって岩を登り、参拝するという場所です。足場は狭く急なため、1人づつ鎖を握る方がよいでしょう。

天岩戸神社渓流の流れの脇に佇むその社殿は、たいへん神々しく、辺りの雰囲気も神秘的。今回は写真は撮りませんでしたが、実は神社の立つ巨岩の裏には、渓谷をふさぐかのように「御座石」と呼ばれる巨石も鎮座しています。このような巨岩の数々からも、ここが人びとの信仰の場となった所以を感じます。訪れた日は雨でしたが、足元に気をつけつつ参拝をさせて頂きました。十分な注意と敬意を持って、訪れてみてください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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