梅香る北野天満宮の初詣

北野天満宮
1月3日にご案内で北野天満宮を訪れました。境内は例年よりも早く、早咲きの梅が咲いていて、梅の香りもしていました。ご参加いただきましてありがとうございました。

北野天満宮北野天満宮は学問の神として名高く、この時期は数多くの受験生で境内は賑わいます。正月三が日の人出は約50万人で、伏見稲荷大社の約270万人、八坂神社の約100万人に次いで、京都第3位の初詣の人出を誇る神社です。学問の神のみならず、厄除けや冤罪を晴らす神としても知られ、正直や誠の心を育んで下さるご利益もあるとされます。新年にふさわしい神社の一つですね。

北野天満宮 思いのまま 1月今年も「思いのまま」という梅の枝のお守り(初穂料1000円)が元日から授与され、多くの方の手に渡っていました。「思いのまま」は、境内に約1500本ある梅の枝の剪定時に出る梅の枝に厄除けの玄米が入ったひょうたんをつけた授与品で、災難厄除・学業成就のご利益があるだけでなく、梅の枝は生け花として水を入れた一輪挿しにしておくと、やがて花を開くのだそう。紅梅か白梅かは咲いてみてからのお楽しみなのだとか。北野天満宮の梅は邪気を払い、災難厄除の力が強いとされ、12月13日から授与される梅の実「大福梅」も、ほどなくなくなってしまうほどの人気。この「思いのまま」も飛ぶように求められていきました。

北野天満宮 絵馬ひょうたんに入っている玄米は、道真公の命日である2月25日に「紙立(こうだて)」として神前に供えられたもの(恐らく昨年のもの)。紙立(こうだて)は、玄米に梅の枝を差したもので、紅梅は33本、白梅は42本が神社に奉仕する神人(じにん)の方々によって奉納されています。33と42は男女の厄年の年齢を表し、厄除けの願をかけています。「思いのまま」では、ひょうたんに入れられたこの玄米を自宅で炊くご飯に混ぜて食すことで厄除けのご利益を授かれるのだそうです。

北野天満宮 新春奉納狂言さて、1月3日の境内は本殿前や参道は埋め尽くされるほどのたくさんの人が押し寄せていました。午後には茂山良暢(しげやまよしのぶ)さんの大蔵流による狂言の奉納も行われていて、新春に参拝者の笑顔を誘っています。また、絵馬堂では書き初めを奉納する「天満書」も行われていました。道真公は字もうまかったと信じられており、こちらも大いに賑わっていました。露店も立ち並びお正月らしさを感じられる境内。多くの方に道真公のご利益があるとよいですね。今年は暖かいお正月で早くも梅の香りがしています。ひと足早く春を感じたい方にもおすすめです。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2016」監修。特技はお箏の演奏。

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