渉成園の雪景色

渉成園の雪景色
15日の大雪の際に、渉成園にも訪れました。

渉成園の雪景色渉成園は、寛永18(1641)年に徳川家光が土地を東本願寺に寄進し、石川丈山が庭園を築いたお庭です。当初は生垣に枳殻(からたち)が植えてられていたため枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれています(カラタチは現在も一部が残る)。幕末の火災で建物は失われましたが、池泉回遊式の美しい庭園が残り、現在は桜と紅葉の穴場のみならず、梅や藤など四季折々に美しい風景を楽しむことができる場所です。

渉成園の雪景色雪の日にも趣を感じることができる場所で、広い園内は変化に富んだ雪景色を楽しませてくれました。頼山陽が渉成園記に記した”渉成園十三景”のひとつ「侵雪橋(しんせつきょう)」に、まさに雪が積もった光景が見られました。頼山陽は橋を玉龍の骨のようだと表現し、あえて橋は渡らなかったようです。この日は安全のためか橋が渡れなくなっていましたが、それもまた一興。足跡のない美しい橋を眺めることができました。園内様子は写真でご覧ください。

渉成園の雪景色
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。2011年秋は京都の紅葉約250カ所、2012年春は京都の桜約200カ所を巡る。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。

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