北野天満宮の節分祭 追儺狂言

北野天満宮 節分祭 追儺狂言
2月3日に、北野天満宮の節分祭が行われ、追儺狂言が奉納されました。

北野天満宮 節分祭 追儺狂言北野天満宮の節分祭では、境内の西にある神楽殿にて茂山千五郎家によって追儺狂言が奉納されます。演目は「福部の神(ふくべのしん)」を茂山千之丞が改作したもので、昭和25年から奉納されています。演目では、北野天満宮への参詣者たちが瓢箪や鉦を打ち鳴らしながら踊り念仏をしていると鬼が現れます。この鬼は深泥池(みどろがいけ)に棲み、災いをもたらそうと北野天満宮までやってきます。

北野天満宮 節分祭 追儺狂言しかしそこへ現れるのが北野の末社の神(?)紅梅殿。高らかな笑い声で鬼をひれ伏させ、北野天神の由緒を語り、鬼に立ち去るように告げます。そして最後は参詣者の撒く豆によって鬼が追い払われていきました。以上は、茂山千五郎家のブログを参考に私の所感を加えて記載しましたが、現在の北野天満宮の境内の末社には”紅梅殿”なる社や神は存在しないため、詳細は不明です。筋書きが異なっていたらすいません。なお、かつての道真の邸宅の一つは紅梅殿と呼ばれ、社ではありませんが同じ名の建物は北野天満宮の境内にも存在しています。

北野天満宮 節分祭 追儺狂言さて、神楽殿はさほど広くはなく、正面には柱が並ぶとあって、よい場所で見るのは至難の業です。私は開始時刻(13時)の2時間前には来てみましたが、3列目に立つのがやっとでした。この日の最前列の1番乗りの方は、なんと朝の5時半に来られたそうです。狂言に続いて上七軒の芸舞妓による舞踊が奉納されるため、そちらを目当てで来られる方が多いよう。北野天満宮の節分祭をよい場所で見るには、相当な苦労が伴う点をご注意ください。

北野天満宮 節分祭 追儺狂言ということで、私も寒い中でひたすら待ち続けて2時間。13時になって追儺狂言が始まりました3列目ではありましたが、なんとかよい資料は集められたと思います。追儺狂言は初めて目にしましたが、思いがけず屏風から現れたお多福面の紅梅殿(?)が、「はーっはっはっはっ!」と高らかに笑う様子や、鬼がひれ伏す様子などはたいへん印象的でした。一部始終は動画でもご覧ください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。

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