桜は終盤 新緑へとバトンタッチ

仁和寺
京都の桜は終盤に入り、八重桜から新緑へとバトンタッチしてきています。

輝く新緑新緑が輝く季節に入ってきました。京都は各地の社寺にカエデが植えられているため、どこへ出かけてもハッとさせられるほど見事な輝きを放つ新緑に出会えます。特に晴れて日差しがあるときの煌きは、芽吹きの生命力を感じさせてくれます。八重桜もまだまだ綺麗で、新緑との取り合わせも春の深まりを象徴するこの時期ならではの光景でしょう。

環水平アーク日差しが強いため紫外線も気になりますが、この時期に薄雲が出ている時には、「環水平アーク」が見られることがあります。環水平アークとは、太陽の下方の薄雲の一部が虹色に輝く現象で、薄雲があり太陽が高い、春から夏にかけてみられます。太陽が低い秋や冬、雲がないときには見ることができません。薄雲が必須条件ではありますが、薄雲が出ていても見られないことのほうが多いです。上空の薄雲は暖かい時期でも氷の粒でできており、この氷の粒が六角板の形(プレート状)になり、かつ一様に六角板の平たい部分をしたに下にしたまま落下してくるときに太陽の光が分離をして虹色に見えるのです。この時期は、薄雲が出ていれば、お昼前後の時間帯に太陽の下の空を眺めてみると出会えるかもしれません。

龍安寺 4月22日新緑の季節は5月にかけて続き、近年は「青もみじ」と呼ばれてその魅力が徐々に知られるようになりました。それでも春の桜や秋の紅葉シーズンと比べれば、ずいぶん人出は少なくなり、ゆっくりと自分のペースで社寺を巡れることでしょう。エメラルドグリーンの輝く季節は、まだまだこれからが本番です。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。

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