鳥羽水環境保全センターの藤棚

鳥羽水環境保全センター
30日にご案内で城南宮鳥羽水環境保全センターを訪れました。多くの方にご参加いただきまして、ありがとうございました。

鳥羽水環境保全センター鳥羽水環境保全センターの藤棚は、毎年4月下旬(日程によっては5月頭の時もあり)に公開されます。公開は2001年から始まって、近年は積極的なPRもあってか人気を集めています。今年は27日から5月1日にかけて公開されており、バスも京都駅八条口との往復に加え、竹田駅からの便も出ています。

鳥羽水環境保全センター藤棚は120mもの長さがあり、ピーク前ではありますが今年も見頃の時期と重なりました。というのも、年によっては満開を迎えないまま公開期間が終わってしまうなど、見頃と公開がずれることもあるためです。一部には芝桜もあり彩を加え、藤のトンネルを多くの人が笑顔で通り抜けていきます。なお、紫の藤は何十本もあるように見えますが、1本の木が長く伸びるため、全体の本数は37本と意外と少なく感じます。

鳥羽水環境保全センター藤のトンネルを過ぎて奥に進むと、もう一つ美しい一角があります。そちらは藤が空を覆い尽くして、ベンチも置かれた癒しスポットとなっています。ここまで見事な藤棚は京都近郊では私は他に知りません。素晴らしい光景に多くの方が笑顔になっていました。

鳥羽水環境保全センター鳥羽水環境保全センターでは、土日を中心に様々なイベントや施設の見学会が行われています。利き酒ならぬ「利き水」も人気を集めています。京都の水道水は、有名なミネラルウォーターと味を比べてもそん色がないどころか、むしろ水道水の方が美味しいと感じる人が多いです。どれが何の水かわからない状態で、先入観を排除して飲むことができますので、ご自身の味覚で評価をしてみて下さい。なお、人気の企画とあって、無くなり次第終了になるようです。今年はすでにこの企画は終了していますが、5月初めに行われる蹴上浄水場のつつじの公開でも4日と5日に同じイベントがあるそうです。よければ足を延ばしてみてください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。

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