サツキ咲く正伝寺

正伝寺
日曜日にご案内で洛北の正伝寺を訪れました。サツキが見ごろの終盤です。

正伝寺正伝寺は数ある京都のお寺の中でも、お庭の美しさは別格だと個人的に思うお寺です。このお寺にいると、聞こえてくるのは木々のざわめき、鳥のさえずり、基本的には自然の音ばかりです。自動車の音はもちろん、人も少ないため声すら聞こえてこないこともしばしば。遠くには比叡山を借景にして、手前には白砂とサツキの刈り込み。比叡山にかかる雲を何時間でも見ていられます。

正伝寺春の紅枝垂れ桜、初夏のサツキ、初秋のお月見、秋の紅葉、冬の雪景色。四季折々の美しい風景に出会えるその場所に、今でも時々訪れてはホッと一息ついています。正伝寺は血天井でも知られ、上を見上げると手形足形は見つけることができるでしょう。何度も通えば気にならなくなりますが、初めての方は心づもりをしておいて下さい。

正伝寺さて、お庭は江戸時代初期の小堀遠州の作とも伝わります。比叡山を借景にしたお庭はで円通寺も見事ですが、個人的には正伝寺が好み。今回訪れたのは日には、ちょうど最も南の刈り込みのサツキが綺麗に咲いていました。正伝寺の場合は南に日陰となる茂みがあるため、北のサツキの方が進みが早く、南が最後まで残る傾向にあります。サツキの時期にも何度も訪れてきましたが、やはり華やかでよいものです。見ごろは終盤ですので、お早めに訪れてみてください。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。

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