大船鉾の曳き初め

大船鉾の曳き初め
20日に、後祭の山鉾の曳き初めがあり、今年は大船鉾の様子を眺めてきました。

大船鉾の曳き初め20日は後祭の山鉾の曳き初めが行われました。曳き初めは、大きな山鉾を自分たちの手で動かすことができる貴重な機会。年齢や性別を問わず誰でも参加ができます。曳けるのは大船鉾と北観音山、南観音山ですが、それぞれ道幅の狭い新町通を進むとあって、目の前で見る迫力は抜群です。今回は大船鉾の様子を見てきました。

大船鉾の曳き初め大船鉾は、2014年に幕末の元治の大火以来、150年ぶりに復活した鉾で、構造は隣の船鉾を踏まえ、現存する懸想品(水引)の寸法を元にして、船鉾の1.126倍の大きさで復元されています。まだまだ復興途中で、年々整っていく様子を眺めるのも楽しみです。曳き初めでは、一般の観光客でも子どもでも綱を握ることができるため、多くの方が参加されていました。綱を握ると無病息災で過ごせるとされます。

大船鉾の曳き初め大船鉾はまず前に出て四条通ぎりぎりまで近づいた後、後ろ向きに進んで岩戸山の町内まで大きく進みました。そして引き返して定位置に戻ります。私も最後の綱を握らせていただきましたが、北向きに進むのはなかなかの重さを感じました。よい経験をさせていただきました。21日は後祭の宵山も始まり、24日の巡行に向けて再び祇園祭は盛り上がっていきます。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。

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