下鴨神社の御手洗祭 2017年

下鴨神社 御手洗祭
下鴨神社の御手洗祭が30日まで行われています。

下鴨神社 御手洗祭京都の真夏の風物詩として欠かせないのが下鴨神社の御手洗祭(みたらしまつり)です。今年は22日から土用の丑の日である25日をはさみ30日までの9日間行われます。もともとは土用の丑の日の前後5日間でしたが、近年は開催期間が延び、昨年からは9日間となりました。献灯料も3年前から300円に値上がりしています。

下鴨神社今年も大枠は変わりませんが、御手洗川のほとりに授与所ができ、さらに靴を脱ぐ場所も広く取られていました。そして「水みくじ」も新たに登場。最後の場所で水に浮かべるおみくじができるようになりました。また、アニメの「有頂天家族」とコラボしており、各所に登場人物のぬいぐるみが置かれており、登場する狸の家族の名前の提灯もありました。

下鴨神社 御手洗祭御手洗祭は通称は「足つけ神事」と呼ばれ、土用の丑の日に冷たい水が湧く御手洗池に足を浸し、半年間の罪穢れを払って無病息災を願う行事。誰でも参加することができます。今年はこの後30日までは朝5時半から夜21時まで行われていますので、会社に行く前や会社帰りでも大丈夫です。水はとても冷たく感じ、夜も幻想的でよいですが、昼間のクールダウンにも最適です。

下鴨神社 御手洗祭御手洗祭の楽しみの一つが、冷たい水から出た後に頂けるのご神水。これが乾いた体にしみわたって大変おいしく、一気に飲み干せてしまいます。体の内側からも清められていきそうですね。空のペットボトルを持参すれば水を入れていただけます。御手洗祭は30日まで。どなたでも気軽に参加できますので、ぜひ冷たい水に足を浸してみて下さい。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2017」監修。特技はお箏の演奏。

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