妙法院 五月会の特別公開

妙法院
5月14日に、妙法院で五月会の特別公開がありました。

妙法院妙法院は、青蓮院・三千院と並ぶ天台宗の三門跡のひとつとして知られ、豊臣秀吉が方広寺の大仏殿を建立した際に、八宗派の僧侶を千人も集めたという「千僧供養」の際に建てられた庫裏(くり:台所)が国宝として伝わります。国宝の庫裏としては、宮城県松島の瑞巌寺と並ぶ貴重なもの。内部は野天井とも呼ばれる、自然木の巨木を用いた豪快な造りとなっています。鍋蓋に書かれたという「得此生(このしょうをえる)」の円形の額も印象的です。

妙法院近年は5月14日の五月会に際して特別公開されており、本尊の普賢菩薩像に参拝ができ、見事な障壁画が残る大書院などの諸殿も公開される貴重な機会となっています。今年も多くの方で賑わっていました。建物内の撮影はできませんが、庭園の撮影は大丈夫です。緑が輝き、例年より早く咲き始めたサツキの花が彩を添えていました。また、来年も予定が合えば訪れてみたいと思います。

妙法院
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。

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