京都の真夏の風物詩として欠かせないのが下鴨神社の御手洗祭(みたらしまつり)です。今年は20日の土用の丑の日から29日までの10日間行われます。もともとは土用の丑の日の前後5日間でしたが、近年は開催期間が延びており、献灯料も4年前から300円に値上がりしています。昨年から御手洗川のほとりにお守り等の授与所ができ、さらに靴を脱ぐ場所も広く取られています。そして「水みくじ」も登場し、経路の最後で水に浮かべるおみくじができるようになりました。また、アニメの「有頂天家族」とコラボしており、各所にぬいぐるみが置かれています。
御手洗祭は通称は「足つけ神事」と呼ばれ、土用の丑の日のころに冷たい水が湧く御手洗池に足を浸し、半年間の罪穢れを払って無病息災を願う行事。誰でも参加することができます。今年は20日のみ朝5時半から入れましたが、21日以降は朝9時~夜21時までとなっています。会社に行く前には入れなくなってしまいましたが、会社帰りには大丈夫です。水はとても冷たく感じ、夜は幻想的で、昼間のクールダウンにも最適です。
御手洗祭の楽しみの一つが、冷たい水から出た後に頂けるのご神水。これが乾いた体にしみわたって大変おいしく、一気に飲み干せてしまいます。体の内側からも清められていきそうですね。空のペットボトルを持参すれば水を入れていただけます。御手洗祭は29日まで。どなたでも気軽に参加できますので、ぜひ冷たい水に足を浸してみて下さい。なお、27日には「まいまい京都」さんでご案内をさせて頂きます。まだ空きがありますので、お気軽にご参加ください。
散策・講座のお知らせ
※散策・講座等のご依頼はこちらから!お気軽にご連絡ください。
- 7月23日(月)【受付中!】
祇園祭 個性的な「後祭」の山鉾を歩く! - 7月24日(火)【受付中!】
後祭・山鉾巡行の朝!最高に美しい山鉾と新町通の巡行へ - 7月24日(火)【受付中!】
祇園祭の本質!神輿が進む還幸祭 太鼓の音色と勇壮な差し上げ - 7月25日(水)【講座を受付中!】 ※7月22日(日)も空きあり
【特別講座】京都・千年の地震を学ぶ 記録に残された過去の大地震 - 7月27日(金)【まいまい京都さんで受付中!】
【下鴨】みたらし祭でひんやり足つけ神事 - 7月28日(土)【受付中!】
夏にもおすすめ!京都御苑の拾翠亭と閑院宮邸跡へ - 7月29日(日)【受付中!】
【参加費全額寄付】京都の水害・地震 過去の災害史を知る - NHK文化センター京都教室で受付中!
京都の魅力を徹底解説!プロガイドが教える定番から穴場まで - NHK文化センター梅田教室で受付中!7月~9月の新企画!1回のみのお申込みも可
四季の京都を楽しもう!~プロ観光ガイドと歩く散歩道~ - 講座資料を販売中!
京都講座の過去資料を販売しています。
ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)
第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。