福知山ドッコイセまつり 福知山音頭

福知山ドッコイセまつり 福知山音頭
京都府北部の福知山市では、14日~16日と24日~25日に、福知山ドッコイセまつりがあり、福知山音頭で盛り上がっています。

福知山ドッコイセまつり 福知山音頭福知山の夏祭りが「福知山ドッコイセまつり」です。福知山音頭を中心とした行事で、地元では強い人気があります。2013年には花火大会で傷ましい事故が起こったり、洪水被害によって中止もあるなど、近年は苦労を重ねていましたが、今年も無事に始まりました。主な会場は御霊神社前の広小路で、25日は福知山駅前での総踊りも行われます。

福知山ドッコイセまつり 福知山音頭福知山音頭は、明智光秀が福知山城の修復工事を行った際、人夫が工事用の石材や木材の運搬に際し「どっこいせ」と掛け声を上げながら作業を行ったことが起源とされ、「どっこいせ~、どっこいせ~」の掛け声が印象的な踊りです。冒頭に出てくる「明智光秀 丹波をひろめ ひろめ丹波の福知山」という一節をはじめ、その歌詞は福知山や丹波の歴史文化を知る上でも大切です。個人的にもかねてから一度目にしたいと思っており、今回は14日のオープニングを見に行くことができました。

福知山ドッコイセまつり 福知山音頭会場の広小路までは、福知山駅から歩いて10分ほどです。19時半開始で、直前まではあまり盛り上がっている雰囲気がなく心配をしましたが、オープニングイベントでは、熟練の団体による踊りが披露され、だんだんと人が増えてきます。そして、市民が輪になる本格的な踊りが始まると、各団体の「連」をはじめ、200名ほどのたくさんの市民が参加をして、大いに盛り上がりました。軽快なリズムや歌声(生演奏)に合わせて、皆楽しそうに踊っている姿に私もすっかり魅了されました。当日の飛び入り参加もできますので、機会がありましたら、足を延ばしてみてください。祭は15日・16日、24日・25日も行われています。


福知山ドッコイセまつり 福知山音頭
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。

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