延暦寺 修復中の根本中堂

延暦寺 根本中堂
延暦寺では、根本中堂の修復が行われており、覆屋の中では高い目線から屋根や回廊を目にすることができます。

延暦寺 根本中堂(修復前)比叡山にある延暦寺は、伝教大師・最澄が開いた天台宗の総本山。所在地は滋賀県ですが、鎮護国家の道場として京都との歴史的な関わりが大変に深いため、古都京都の文化財として17カ所ある世界遺産のひとつにも数えられてます。現在も山中に120余りのお堂が点在し、主に東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)の3エリアに別れています。東塔の延暦寺会館には宿泊もでき、暑い時期には避暑地としてもよいでしょう。

延暦寺 根本中堂(修学ステージ)3つのエリアの中では、根本中堂がある東塔エリアがメインで、京都側から公共交通機関で向かうと、八瀬からケーブルとロープウェーを乗り継いで比叡山頂まで行き、そこからバスで移動します。あるいは市内からバスで向かう手段や、自家用車やレンタカーで向かう方法もあるでしょう。比叡山ドライブウェイは有料道路ですので、料金にはご注意ください。

延暦寺 根本中堂(修学ステージより)東塔の根本中堂は延暦寺山内の中心となるお堂で、本尊の薬師如来像が「不滅の法灯」の奥に秘仏としてまつられています。2016年から10年間の修復に入り、現在はお堂全体が巨大な覆屋で包まれた状態となってはいるものの、参拝は可能。8月から国宝殿で「延暦寺の至宝展」が始まったこともあってか、参拝者は多くおられました。

延暦寺 根本中堂(修学ステージより)修復期間中に嬉しいのは「修学ステージ」と呼ばれる場所です。根本中堂の中に入り、設けられている仮設の階段を上っていくと、高い目線から回廊や根本中堂の屋根を目にできます。まだ本格的な修復は始まっていないようでしたが、通常と違う視点は修復期間中だけの貴重な眺め。今後は、修復の様子も目にできるのでしょう。何度も参拝をされている方も、よければ足を延ばしてみてください。なお、「延暦寺の至宝展」は貴重な仏像が多数出展していました。11月末まで開催されています。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2018」監修。特技はお箏の演奏。

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