無鄰菴 色付き始めた紅葉

無鄰菴
東山の無鄰菴でも紅葉が色づいてきています。

無鄰菴14日に無鄰菴を訪れました。紅葉は「色づき始め」ではあるものの、七代目・小川治兵衛が作庭した見事な緑の庭の中に、赤の色彩が加わる様子が美しくなっています。無鄰菴は明治27年から29年にかけて、明治・大正期に活躍した山県有朋の別荘として造営されました。東山を借景として、開通したばかりの琵琶湖疏水の水を取り入れ、三段の滝や池、洋風に芝生も配された池泉回遊式庭園です。

無鄰菴建物も木像の母屋と茶室に加え、洋館があります。明治36年に山県有朋・伊藤博文・桂太郎・小村寿太郎らがここに集まって、日露戦争開戦直前の外交方針を決める「無鄰菴会議」が行われました。洋館には狩野派の見事な障壁画の部屋もあり、和様が合わさった明治の雰囲気を感じることが出来ます。

無鄰菴紅葉は庭の各位置から異なった印象で楽しむことが出来ますが、私のお勧めは母屋に上がってゆったりと眺めることです。額縁のように景色を切り取ってみると歩いた時とは異なった印象を受けることでしょう。無鄰菴は南禅寺や平安神宮のほど近くにありながら、比較的穴場として静かな時を過ごせる場所。木々や水の流れが心を癒してくれます。かつての総理大臣が愛したお庭の紅葉は、これからますます赤く色づいて、訪れる人を楽しませてくれます。

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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