禅居庵の猪像と雪景色

禅居庵
建仁寺の禅居庵は猪の像があることで今年は注目されているお寺です。

禅居庵禅居庵の摩利支天堂は、狛猪がある境内としても知られています。これは、祀られている摩利支尊天が猪に乗って現れるとされるためで、五頭や七頭の猪に乗った姿の像もあります。猪は素早さや智恵の迅速さや勇敢さを表すそう。摩利支天のルーツは陽炎を神格化したインドの女神マリーチで「摩利支」の文字はこのマリーチに漢字をあてているわけです。

禅居庵陽炎には実体がなく、捉えられることも傷つくこともありません。さらに摩利支天を信じる者は、摩利支天と同様の功徳が得られると書かれている経典もあり、そんなところから武将の間に摩利支天の信仰が広まりました。かの楠木正成や前田利家は兜の中に摩利支天の小さな像を入れて出陣したと伝わります。

禅居庵先日の雪の日には境内に並ぶ猪像にも雪が積もっていました。寒そうではありますが、背中に雪を乗せた姿はかわいらしくもあります。お正月には行列ができるほどの人手でしたが、現在は落ち着いています。近くに行かれる際には足を運んでみてください。

禅居庵
禅居庵

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吉村 晋弥(よしむら しんや)

第14回京都検定1級(合格率2.2%)に最高得点で合格。気象予報士として10年以上。第5回京都検定にて回の最年少で1級に合格。8年ぶりに受験した第13回京都検定で再度1級に合格し「京都検定マイスター」となる。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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