見納めの法輪寺の早咲き桜

法輪寺
嵐山にある法輪寺の早咲き桜が最後の花を見せていました。

法輪寺春になると着物姿で参拝する子どもたちが微笑ましいのが、嵐山にある虚空蔵法輪寺です。虚空蔵菩薩という智恵の菩薩を本尊としています。四国の室戸岬で記憶力増進の虚空蔵求聞持法を弘法大師空海が修した伝説は有名ですが、法輪寺も智恵授けのご利益で信仰が厚く、数え年で13歳になる男女が3月13日~5月13日の間に参拝をして本堂で祈祷を受け、大人の知恵を授かるという「十三まいり」の風習が京都には根付いています。

法輪寺法輪寺は渡月橋の南にあり、多くの方は北から橋を渡って寺に詣でます。そして寺で知恵を授かった後に再び渡月橋を渡りますが、橋を渡り始めてから渡りきる前に振り返ってしまうと、せっかく授かった知恵が逃げてしまうとされます。京都検定のテキストでは、親たちがわざと後ろから声をかけたりするとも書かれていますがどうなのでしょうか。

法輪寺29日に訪れると、見頃の終盤ながら本堂の前の狛犬ならぬ狛虎の像の後ろで、まだ咲いていました。まるで虎があくびをしながら花見をしているようにも見えます。十三まいり親子連れが訪れる時期に、こうして桜が咲いてくれているのもよいものですね。見頃は終盤で土曜日の雨で散ってしまうかもしれませんが、今年も見に来られてよかったです。

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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