妙心寺 退蔵院の紅しだれ桜

退蔵院 4月12日
12日に訪れた、妙心寺の退蔵院の八重紅しだれ桜がたいへん綺麗でした。

退蔵院 4月12日妙心寺の退蔵院は、狩野元信が作庭したと伝わる枯山水の「元信の庭」と、昭和の小堀遠州とも呼ばれる中根金作が作庭した池泉庭園の「余香苑」という二つのお庭が楽しめるお寺です。元信の庭は方丈内から望むことができ、絵画を枯山水で表したというお庭を文字通り絵画の如く窓から覗くことができます。

退蔵院 4月12日この時期、余香苑に入ってすぐの場所には立派な遅咲きの八重紅しだれ桜が咲きます。突然視界に桜が入ってくるため、感嘆の声を上げる方もおられるほど。12日の段階で満開で、今年も素晴らしい光景に出会うことができました。桜のまわりの「陽の庭」「陰の庭」と名付けられた枯山水庭園も趣を感じさせてくれます。

退蔵院 4月12日境内には、他にも数本のシダレサクラがありいずれも見頃です。退蔵院に伝わる瓢鮎図(ひょうねんず)にちなんで、境内にはナマズの意匠があちこちにあり、お茶席から望む桜も見事。ぜひ、ゆっくりと時を過ごしてみてください。お抹茶席もお勧めです。なお、写真は12日に撮影したもので、現在は様子が変わっているかもしれません。ご注意下さい。

退蔵院 4月12日
退蔵院 4月12日
退蔵院 4月12日
退蔵院 4月12日
退蔵院 4月12日

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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