舞鶴自然文化園のアジサイ

舞鶴自然文化園
京都府北部の舞鶴市にある舞鶴自然文化園は圧倒的な数のアジサイ(紫陽花)に出会える場所です。

舞鶴自然文化園紫陽花の名所は数あれど、京都府最大のアジサイ規模を誇るのは舞鶴自然文化園です。その数なんと10万本と公称され、キャッチコピーは「ひと目10万本」。京都市の善峯寺、宇治市の三室戸寺が1万本ですので、その10倍という圧倒的な数字。遠方にあるため知名度は高いとは言えませんが、規模でいえば間違いなく京都一。私が調べた限りでは関西一のようです。

舞鶴自然文化園舞鶴自然文化園は、舞鶴市の北東部の大浦半島に位置する豊かな自然に囲まれた公園で、舞鶴引揚記念館からさらに奥へと進んだ場所にあり、舞鶴若狭自動車道の舞鶴東ICからは車で約20分です。アジサイは約100品種10万本、ツバキも知られ約1500種3万本が植わっています。有料なのはアジサイとツバキの時期で500円。他の時期は無料です。芝生広場は広大で、子どもも走り回れるでしょう。駐車場も広いです。

舞鶴自然文化園アジサイ園はやはり圧倒的な広さと密度でした。特に「アジサイの海」呼ばれるエリアは圧巻で、起伏のある場所に見渡す限り植わっています。三室戸寺や善峯寺もすごいと思いますが、それを軽くしのぐ規模。アジサイは「海」のエリア以外にも植わっているため、厳密にひと目10万本といえるかは微妙ですが、数万本は見えるのではといった印象です。ちょうど団体が訪れていましたが、みな口々に感動の声を上げていました。「観賞デッキ」も設けられていて、その場所からは確かによく見えました。

舞鶴自然文化園アジサイは種類も豊富で他ではあまり見かけない種類もあります。ちゃんと種類の案内板もありますので、勉強にもなるでしょう。また遠くに舞鶴湾が望める場所もあったり、木々の中に咲くアジサイや池の際に咲くアジサイがあるなど、変化にも富んでいます。じっくりと時間を取って散策をしていただくとよいでしょう。花は7月4日の時点で見頃。今年のアジサイまつりは11日までです。機会がありましたら足を延ばしてみて下さい。

舞鶴自然文化園
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「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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