祇園祭の還幸祭

祇園祭 還幸祭
24日に祇園祭の還幸祭が行われました。

祇園祭 還幸祭祇園祭の本質は神輿の行事にあり、山鉾巡行は神輿が出る前に街々を清める露払いのために行われます。17日から一週間、四条寺町の御旅所に鎮座していた神輿は、24日の夕方から夜にかけて氏子地域の西側を巡行した後、八坂神社へと帰っていきます(なお、還幸祭には子ども神輿(東若御座)は参加しません。)

祇園祭 還幸祭神輿は掛け声に合わせて進みながら、深夜に八坂神社へと還御しますが、今年は祇園祭の発祥とされる御霊会から1150年の節目に当たることから、三条御供社に3基の神輿がそろい、以降の三条通→寺町通→四条通の経路もなるべく近い距離で神輿が巡行する流れとなりました。例年は3基の神輿を見るには長時間待つ必要があったため、比較的近接して見られたのはよかったのではないでしょうか。

祇園祭 還幸祭私は定例講座の終了後に、四条通で少しだけ目にすることができました。すでに中御座は通過していましたが、楼門の前の東御座、目の前では西御座が通過していく様子を眺めることができ、今年も無事に祇園祭の日程が進んでいくことに感謝の気持ちがわきました。関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。

祇園祭 還幸祭今年も神幸祭と還幸祭を眺め、祇園祭の行事もひと段落です。個人的には祇園祭のご案内や講演が合計23件もあり、今年も多くの方と一緒に祇園祭を楽しむことができました。やりがいを感じながらご案内をさせて頂きました。祇園祭の魅力が少しでもお伝えできていれば幸いです。暑い中でしたがご参加いただきまして、本当にありがとうございました。また、活躍の場を頂けることに心から感謝いたします。この後、8月~9月前半は散策や講座の仕事は原則お休みにしており、充電期間に入ります。また9月後半以降で、様々な場所を巡るコースを開催できればと思っています。日程が決まり次第、ホームページなどで告知をさせていただきます。

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

「祇園祭の還幸祭」への2件のフィードバック

  1. 私も定例講座の後、四条大橋の良い位置で、神輿の巡行を見ることができました。
    祇園祭の知識がほとんど無いにもかかわらず、記念すべき巡行を間近で見ることができ、すごく幸運でした。
    来年は、もう少し祇園祭の歴史をわかった上で楽しみたいと思います。
    吉村さん、もうすぐ夏休みに入りますね。
    充実した時間を過ごしてください。
    ご飯もきちんと食べてくださいね(笑)
    9月からの散策も楽しみにしています。

    1. A.Y様
      講座へのご参加ありがとうございます。
      帰り際にお神輿をご覧頂けたのですね!私も東御座と西御座を見られましたが、貴重な機会でした。
      散策や講座の再開が9月後半からとなりますが、取材や勉強の期間に充てて、パワーアップして帰ってきたいと思います。
      ご飯もちゃんと頂きますね。
      今後ともよろしくお願いいたします。

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