真夏だからこそおすすめの拾翠亭

拾翠亭
先週、京都御苑の拾翠亭(しゅうすいてい)を訪れました。

拾翠亭京都御苑の南西にあるのが九条邸跡です。公家の九条家の茶室・拾翠亭(しゅうすいてい)が残り、勾玉形とも呼ばれる九条池に面しています。拾翠亭の名には、翠(みどり)の草花を拾い集めるという意味があり、初夏には新緑や楓、真夏にはサルスベリ、秋には紅葉と、それぞれ美しい景色を見せてくれます。例年だとサルスベリが見ごろに入ってくるのですが、今年は先週の段階でごく一部で咲いているのみで、7月に涼しかった影響などが出ているのかもしれません。今週は見に行けていませんが、咲いてきているでしょうか。

拾翠亭拾翠亭の参観は、毎週木曜日~土曜日の9時30分~15時30分まで。料金はわずか100円で一流公家の茶室に上がり、素晴らしい風景を眺めることができます。夏の暑い時期でも丸太町駅からも近いため、おすすめ。セミの鳴き声に耳を傾け、ゆっくりと時を過ごせることでしょう。1階と2階とで少し趣を変えて景色を楽しめます。公開日は限られていますが、機会があれば訪れてみてください。

拾翠亭
拾翠亭
拾翠亭

「京ごよみ手帳2019」訂正のお知らせ

・P39の三十三間堂「楊枝のお加持と大的大会」の日程が1月14日となっていますが、正しくは「1月13日」です。
・P225の「京都御所」のデータで、2番の休みは「月曜(祝日の場合は翌日)・年末年始・臨時休あり」です。
ご迷惑をおかけいたします。

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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