檜皮の葺替に入った清涼殿

清涼殿の作業の掲示
京都御所清涼殿が檜皮葺屋根の葺替作業などにより、令和4年3月まで見学不可となっています。

京都御所 紫宸殿2016年から通年公開(毎週月曜休、祝日の場合は翌火曜休、臨時休あり)が始まった京都御所。国内外から多くの方が訪れるスポットとなっています。今の京都御所は、幕末の安政2(1855)年に再建をされたものですが、それ以前の寛政2(1790)年に平安様式に倣って再建された建物を踏襲しているため、特に紫宸殿や清涼殿では、江戸時代の建築でありながら、平安時代を偲べる部分が随所にみられ、和歌や古典の知識を持ち合わせていると、たいへん興味深く往時をイメージできます。

清涼殿の作業の掲示現在、平安中期以降の天皇の日常の住まいであった清涼殿は、令和4(2022)年3月まで檜皮葺屋根の葺替を主とする整備工事により近づいての見学が不可となっています。清涼殿は江戸時代の再建ながら、平安時代を最もよく伝えている建物とされ、石灰壇(いしばいのだん)や昼御座(ひのおまし)など、往時をしのべる重要な場所だっただけに近づけなくなってしまったのはとても残念です。ただ、後世へと受け継いでいくために定期的に必要な作業ですので、また2022年の春に美しくなった姿で目にできる日を楽しみに待ちたいと思います。

京都御所 御池庭
京都御所 御内庭

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ガイドのご紹介
吉村 晋弥(よしむら しんや)

第15回・第14回京都検定1級(合格率2.2%)に2年連続の最高得点で合格。気象予報士として10年以上。京都検定マイスター。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳」監修。特技はお箏の演奏。

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