八坂神社の御千度詣で

八坂神社 お千度詣で
現在、八坂神社では「御千度詣で」を行うことができます。

八坂神社7月に入り、例年であれば祇園祭が始まります。しかし、今年は山鉾巡行をはじめ主要な行事の中止・縮小が既に決まっており(神事は行われます)、お囃子生演奏も聞こえてきません。山鉾も町内には建たないこととなっています。1日の八坂神社では、お稚児さんが登場する「長刀鉾町お千度」があるのが例年ですが、今年はお稚児さんの登場もなく、大変寂しい限りです。

八坂神社 本殿裏「お千度」とは、本来は文字通り千回参拝することですが、長刀鉾町お千度では町内の大勢で3周して参拝をすることで合計で千回分とみなしています。今回、八坂神社で行うことができる「御千度詣で」も、同様に本殿の正面と裏側での参拝を3回繰り返す手順です。まず、お守り授与所で「御千度木札」(300円)を授かり、木札を納める色違いの神紋錦袋を選びます。

八坂神社 お千度詣でそして、最初に本殿の前で二拝したのち、御千度木札を手のひらに挟んで祈願をします。次に、二礼二拍手一拝の作法で参拝を行います。その後、西から時計回りに本殿を回って真裏でも祈願(参拝)を行い、正面へと戻ります。これをあと二周繰り返し、最後に正面に戻って礼をして完了となります。

八坂神社なお、祇園祭の粽は八坂神社で授与されています(1000円)。参拝の際は鈴は鳴らせませんが、電子音で鈴の音を響かせることができ、手をかざすとセンサーが反応します。先進的な取り組みです。茅の輪くぐりも引き続き行うことができます。

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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