まだ綺麗な拾翠亭のサルスベリ

拾翠亭

京都御苑の拾翠亭を訪れました。まだサルスベリ(百日紅)が綺麗でした。

拾翠亭拾翠亭(しゅうすいてい)は、公家の九条家の現存する茶室で、勾玉形とも呼ばれる九条池に臨む2階建ての眺めが特徴です。京都御苑の南西付近にあり、駅から近い一方で茂みに囲まれてやや分かりにくいため、御苑の中でも穴場スポットといえるでしょう。拾翠亭は、木曜日から土曜日の9時半~15時15分最終受付で一般公開されており、僅か100円という拝観料で一流公家の茶室に上がり、素晴らしい風景を眺めることができます。

拾翠亭今年は梅雨の長雨や猛暑の影響か、例年より遅れてまだサルスベリの花が綺麗でした。池の奥にかかる高倉橋の風景も京都らしい趣を感じられます。訪れる人は多くはなく、運が良ければこの風景を貸し切りで楽しむことができるでしょう。拾翠亭の名には、翠(みどり)の草花を拾い集める、という意味があり、初夏には新緑や楓、真夏にはサルスベリ、秋には紅葉と、それぞれ美しい景色で目を楽しませてくれます。今週末にお時間のある方は、訪れていただくのもおすすめです。なお、高倉橋はいつでも渡ることができ、橋から眺める拾翠亭の光景も綺麗です。

拾翠亭

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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