南山城の風景

南山城にて

南山城はのどかな風景の中を散策できる場所です。

南山城にて今回は、先日の蟹満寺の散策の際に眺めた南山城の長閑な風景をご紹介します。北の城陽市から南の木津川市までは、南山城の山沿いを通る全長25kmの散策路も設定されており、周辺は古代から山城(山背)と大和を結ぶ交通の要衝であったところから「山背古道」と名付けられています。集落を結ぶ曲がりくねった起伏の多い道は、身近な自然を感じられて、社寺や古い街並み、古墳、遺跡など見どころも多いため、歩くのにはおすすめの道です。

不動川また、南山城には天井川が多く、川の下をJRの電車がトンネルで通り抜ける独特な景観も各所で見られます。かつて周辺の山々は奈良や京都へと送られた木材の供給地でしたが、乱伐ではげ山となって土砂が流出して川底を埋めるため、堤防をどんどん高くした結果、家の屋根より高い場所を川が流れる天井川ばかりとなってしまいました。明治初期にヨハネス・デ・レーケが治山の重要性を説き、南山城の不動川の上流域では、植樹を伴う様々な砂防の対策を実施しました。これらが以後の日本の砂防のモデルともなったという、重要な場所(川)です。現在は山々には緑の木々が広がっていますが、先人たちの苦労が偲ばれます。

南山城にて

紫苑の花

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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