神童寺の特別公開

神童寺

南山城の木津川市にある神童寺で、特別公開が11月8日まで行われています。

神童寺木津川市山城町の神童寺(じんどうじ)は、4月前半はミツバツツジが境内を彩ることで知られる寺院で、仏像では白不動と呼ばれる不動明王像や天を射る珍しい姿の愛染明王像などが有名です。最寄り駅はJR奈良線の棚倉駅ですが、お寺までは距離があり、基本的には自家用車で訪れるお寺になります。2019年の春に桜のライトアップが一夜限りであり、その時以来の再訪です。抜群に美しかった光景は今でも忘れられません。よければリンク先の写真もご覧下さい。

神童寺今回は11月8日まで、二十六坊境内図(掛軸)・弁財天十五童子(掛軸)が特別公開されています。二十六坊境内図は椿井文書との指摘がありますが、壮麗な堂宇を描いた図で間近で目にすることができました。ご本尊の蔵王権現像も大変立派で、北吉野山の山号にふさわしい迫力でした。高台にある収蔵庫では白不動像や愛染明王像などの数々の仏像に参拝できます。やはり大変個性的な仏様。以前に京都国立博物館に出展された際には後背が修復中で展示されていなかったそうですが、いまは独特の板後背を目にすることができました。お車のある方は、ぜひ訪れてみて下さい。

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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