高松神明神社の壁画

高松神明神社の壁画

高松神明神社に、10月から新しく壁画が登場しました。

高松神明神社の壁画高松神明神社は、姉小路通新町西入るにあり、平安時代に源高明(みなもとのたかあきら)の邸宅・高松殿の創建時に、その鎮守として伊勢から天照大神を勧請して創建された社です。現在も平安時代から大よそ変わらぬ場所にあります。後白河天皇はこの高松殿で即位し、保元の乱では天皇方の拠点となり、平治の乱で焼失しました。永禄8(1565)年に高松神明宮宝性院として社僧が守る神仏習合の寺院となりましたが、幕末の禁門の変による元治の大火によっても焼失し、明治の廃仏毀釈で宝性寺は廃寺となって現在に伝わっています。

高松神明神社の壁画境内には「神明地蔵」というお地蔵さんがお祀りされています。この地蔵尊は真田信繁(幸村)が、関ヶ原の戦いの後、父の昌幸と隠棲した紀州九度山の屋敷跡に創建された善名称院(真田庵)から移されたもの。社伝では地蔵尊は幸村が拝んだ念持仏と伝わり、智将と呼ばれた信繁(幸村)にちなみ「幸村の知恵の地蔵尊」として信仰を集めていきました。いまは地蔵堂の台石をさすり子達の頭をなでると知恵を授かると信仰されており、台石は長年さすられてきたからか照り輝いていて、厚い信仰を感じられます。

高松神明神社の壁画さて、この度境内に壁画が登場しました。高松神明神社は、今年で創建1100年とされ、記念事業の一環で今年10月に壁画がお目見えしました。例年10月の「秋の例祭」の神幸列の様子を描いたもので、近くに住む日本画家の林屋拓翁氏が原画を担当したそう。昭和の終わりから平成初めの写真を参考に、行列や神輿の様子が描かれています。今年の例祭は神事のみとなりましたが、絵で偲ぶこともできますので、お近くに行かれた際はご参拝いただくのもおすすめです。

高松神明神社の壁画

高松神明神社の壁画

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吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に3年連続最高得点で合格(第14回~第16回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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