雪の天橋立と磯清水

天橋立

先日、”天橋立ビューランド”からの眺めをご紹介した天橋立。今回は橋立そのものの雪景色です。

天橋立天橋立は海の中にのびた長大な砂州で、それぞれの岸からリフトなどに乗って高台に上れば、見事な眺めを望むことができます。京都丹後鉄道側が天橋立ビューランド、そして天橋立を渡った対岸が傘松公園です(緊急事態宣言でリフトとケーブルが運休中)。他にも、大内峠や獅子崎(しいざき)稲荷神社からの眺めも有名です。

天橋立神社一方、天橋立そのものも歩くことができます。松並木が2.5㎞以上も続く道で、両側が海という不思議な眺めを感じることができます。内海の阿蘇海と宮津湾とでは海の色合い(堆積している砂の色)も違っています。途中、橋立の幅が広くなっている「濃松(あつまつ)」と呼ばれる場所に、磯清水(いそしみず)と呼ばれる水があり、海のど真ん中の砂州にありながら真水が湧くという不思議な井戸として知られます。京都府では、伏見の御香水とともに環境省の「日本名水百選」にも選ばれていますが、現在は飲用には適さないとの掲示があり、手水としての使用が推奨されています。今回はこの磯清水と天橋立神社まで歩いてみました。

磯清水この日は積雪が15㎝~20㎝ほどあり、レンタサイクルで橋立を渡るのは無理な状況。車が通った轍や雪を踏みしめながら歩いていきました。磯清水が真水である理由は諸説ありますが、海水と真水との比重の違いで、海水の上に真水が乗った状態なのではないかとの説が納得感があります。橋立が最も幅がある場所ですので、他の場所よりも多くの雨や雪などが染み込んでいる場所なのかもしれません。不思議な水に思いをはせつつ、人影がほとんどない雪の天橋立を歩きました。

阿蘇海

天橋立

天橋立

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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