梅が香り、桜がほころぶ勧修寺

勧修寺 早咲き桜

22日に山科の勧修寺を訪れました。

勧修寺 白梅勧修寺は醍醐天皇が創建した真言宗のお寺で、門跡寺院として皇室から下賜された建物も伝わります。境内にある氷室の池は「氷室」の名は冠していますが、氷を保存しておく氷室があったわけではないよう。実際には、平安時代の1月2日にはここに張った氷を宮中に献上し、その厚さによって五穀豊穣を占ったといわれています。

勧修寺 早咲き桜勧修寺は四季折々に季節感を感じられるお寺で、有名なのは6月の花菖蒲や半夏生(はんげしょう)、紫陽花(あじさい)ですが、秋の紅葉や春の桜も見事です。桜はソメイヨシノが多い一方で、早咲き桜もあり、おそらく椿寒桜がほころんでいました。今年も昨年に続いて開花のペースが早くなっています。また、梅の木も植わっており、よい香りを漂わせていました。この日は最高気温が20℃を超え、春を感じる陽気でした。また寒の戻りもやってきますが、本格的に華やぐ春もゆっくりと近づいて来ています。

勧修寺 白梅

勧修寺

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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