法住寺の梅とつり雛展

法住寺

法住寺では、3月3日まで恒例のつり雛展が行われています。

法住寺 つり雛展つり雛はつるし雛とも呼ばれ、伊豆の稲取に江戸時代から伝わる風習とされています(他にも福岡県柳川市と山形県が有名)。当時は豪華な雛飾りを手に入れられるのはごく限られた人たちだけ。そこで、雛飾りの代わりに手作りで子や孫のために作ったのがこのつるし雛。布で作ったぬいぐるみを、竹ひごの輪から赤い糸で雛壇の両脇に吊るし、娘の無病息災、良縁を願う飾りです。祖母から母へ、母から子へ、子から孫へと代々作り方を伝えられていったものだそうです。

法住寺法住寺のつり雛はご住職のお義母さまによって丹精込めて作られたものだそうです。毎年恒例の行事で華やかな様子を目にすることができます。残念ながら、近年は写真撮影が禁止となっており、今年の写真はありませんが、例年と変わらぬ展示でした。それぞれの飾り物にも縁起を担ぐ意味があり、例えば、空を飛んでいるかのような「這い子人形」は、這えば立て、立てば歩めの親ごころで、子どもの健やかな成長を願うもの。「枕」は寝る子は育つところから。さるは厄が去る、ふくろうは不苦労、巾着はお金がたまるように、すずめは五穀豊饒に、花や蝶は綺麗にかわいらしくと、女の子らしいものもあります。他にも赤ちゃんや、子どもが”かごめかごめ”で遊んでいるようなものなど、様々な飾りが下げられています。

法住寺境内では、紅白の梅が同じ木に咲く「思いのまま」と思しき品種の梅も見ごろを迎えています。今年は昨年に続いて梅の開花が早く、すでに春らしい光景を見せてくれています。つり雛展に訪れる際には、ぜひ見事な梅も愛でてみて下さい。また、塩小路通に面した法住寺の駐車場には河津桜も咲いています。

 

 

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

 

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