観智院の風景

観智院

東寺の観智院を訪れました。

観智院観智院は当時の境内北にある塔頭寺院で、南北朝時代に創建されました。真言宗の勧学院、すなわち大学の研究室のような場所でした。東寺の北門から観智院前を経て北総門までの道は櫛笥(くしげ)小路といい、平安時代から道幅が変わっていない貴重な道路だといわれます。

観智院本尊は五大虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)で、元は山科の安祥寺に祀られていた、平安時代に中国・唐から請来した仏像です。異国情緒あふれる面長な顔立ちで、乗っている動物も獅子・象・馬・孔雀・迦楼羅(かるら)とユニークです。仏像では、江戸時代に刻まれた愛染明王像も立派な仏様です。

観智院桃山時代に建てられた客殿は国宝で、上段の間には宮本武蔵が描いた「鷲の図」「竹林の図」が描かれているのが有名。鷲の絵はだいぶ傷んでいますが、顔の部分が辛うじて確認できますので、注目してみて下さい。

観智院枯山水庭園や奥にある茶室の楓泉観(ふうせんかん)も見ごたえがあり、じっくりと時間を過ごすこともできるでしょう。3日は入り口のしだれ梅が終盤の様相でした。お早めに訪れてみて下さい。

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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