渡月橋と嵐山の風景

渡月橋と嵐山

先日、夕刻に渡月橋を訪れました。

渡月橋と嵐山九州南部が11日に梅雨入り宣言となりました。12日時点の最新の予想では、近畿地方は16日から本格的に雨やくもりの日が続きそうで、16日で梅雨入り宣言が出される可能性もあります。先日ブログに書いたように、この時期の梅雨入りは近畿地方では1951年の統計開始以降で過去最早となるものの、私であれば梅雨入りさせます。最終的には気象台の判断ではありますが、梅雨のはしりではなく、明確に梅雨入りさせて災害への警戒を要する雨の季節に入ったことを周知することに価値があると感じます。いずれにもしても、梅雨と変わらない気圧配置となりますので、雨の降り方には注意してください。

渡月橋さて、渡月橋は嵐山を象徴する橋です。大堰(おおい)川(桂川)に架かり、現在の橋は昭和9(1934)年に架けられ、平成12(2000)年に欄干が総ヒノキ製に新調されました。承和年間(834-48)に僧・道昌が架橋したのが最初とされ、名称は鎌倉時代に亀山上皇が、嵐峡の空を渡る月を眺め「隈(くま)なき月の渡るに似る」と橋の形を例えたことによります(隈なき月=満月のこと)。

嵐山先日訪れてみると、緊急事態宣言中の夕刻とあって観光客の姿はほとんどありませんでしたが、新緑の嵐山と橋との眺めが美しかったです。まだまだ医療はひっ迫しており、観光には非常に厳しい状況が続いていますが、なんとか早期に収束に向かい、落ち着いて観光できるようになってほしいと願っています。

渡月橋と嵐山

嵐山界隈

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ガイドのご紹介

吉村 晋弥(よしむら しんや)

京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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