京都府立植物園のバラと花菖蒲

京都府立植物園が6月1日から再開し、バラや花菖蒲が綺麗に咲いていました。

京都府立植物園は、四季折々の花々に出会える場所。癒しを求めて訪れる方も多いことでしょう。緊急事態宣言で閉まっていましたが、6月1日から再開しました。園内ではバラが見頃の終盤ながら、まだ綺麗に咲いていました。今年は季節の進みが早く、5月中にバラも見ごろとなりましたが、残念ながら閉園となっていました。

何とか間に合って多くの方に見ていただけているバラ園は、約300品種2000本もの数があるそうで、色とりどりの美しい姿で楽しませてくれます。バラは華やかな印象を与えてくれますので人気も高く、この日もカメラを持った方など比較的多くの方が集まっていました。盛りは過ぎつつありますので、なるべく早く訪れてみて下さい。

加えて、今は花菖蒲も見頃です。植物園には約150種の計1万株もの花菖蒲が植わっていて見ごたえがあります。平安神宮や勧修寺などのように池の汀に咲くというよりは、植物園らしく種類ごとに整然と植えられていて、江戸系や伊勢系など、花の系統がわかるのも興味深いです。

花菖蒲が咲いているのは、春に「オオシダレザクラ」が咲いている場所です。同じ場所で季節を変えて主役が交代していくのも魅力ですね。花菖蒲が植えられている池には木の橋がありますが、今年は渡れなくなっていました。花菖蒲はそれほど花期は長くありませんが、まだしばらく見頃が続きそう。広い園内を散策しながら、緑を楽しむのもおすすめです。

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ガイドのご紹介

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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