2年ぶりに登場した山鉾

祇園祭の一部の山鉾町では山鉾建てが行われ、2年ぶりに山鉾の姿が登場しています。

鶏鉾

山鉾巡行は中止となった祇園祭ですが、一部の山鉾町では山鉾が登場しています。技術継承や虫干しを目的としたものとのことで、山鉾連合会の記者会見では「見に来ないで」「遠くから見守って」との発信もあった一方、粽や授与品の現地販売を行っている町内も多く、なかなか難解な状況ではあります。

長刀鉾

13日までの状況を観察している限り、山鉾周辺で厳しい規制が敷かれている感じではありません。人出もそれほど多くはありませんが、道行く人が足を止めて、山鉾やお囃子の様子を眺めることもあります。14日以降の宵山期間にどれほど人が増えるのかは私にもわかりませんが、密になる状況があれば、警備員による注意や規制が入るかもしれません。みんなが手探りな状況だと思いますが、何とか無事に終わることを願っています。

函谷鉾

様々なご意見はある状況ですが、2年ぶりに姿を見せた山鉾に感慨を感じる方は多いことでしょう。今年は巡行や通常の会所飾りが無いところも多く、山鉾に本番用の懸装品を飾っておられたり、見送りを掛けているところも見受けられます。お囃子は密を避けるために鉾上と会所とに分散して演奏をされています。また、マスクやフェイスシールドを付けた状態で笛を吹くなど、対策は行われています。

蟷螂山

一番驚いたのは蟷螂山(とうろうやま)。山全体を完全にビニールで覆っておられます。正直、明るいうちは象徴であるカマキリの姿がぼやけてしまい残念です。ところが、19時を過ぎて日が暮れて来るとライトで明るく照らされて、まるで山全体が氷付けになっているかのようで、大変美しく感じました。深夜に再度訪れると山そのものの灯りは消えており、消灯が何時かは不明ですが、夜に見る分には密にはなりませんので、祇園祭ファンの方はご覧いただくと感動できるのではないでしょうか。

鶏鉾

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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