17日の御神霊渡御祭 2021年

八坂神社では17日夕刻に御神霊渡御祭が行われ、御旅所に御神霊が遷されました。

祇園祭 御神霊渡御祭

例年と形を変えながらも重要な神事は行われている祇園祭。例年であれば17日は前祭の山鉾巡行が行われ、夕刻からは神輿渡御があって八坂神社から出発した御神霊が御旅所に入ります。今年は昨年に続いて山鉾巡行と神輿渡御は中止でしたが、そのかわり「御神霊渡御祭」として、御旅所に遷座が行われました。24日にも同様の神事が行われましたが、そちらは別途ご紹介します。

祇園祭 御神霊渡御祭

御神霊渡御祭は基本的には昨年同様で、神馬の背中には青稲を鞍としていました。この稲は恐らく八坂神社の神田がある京丹波町尾長野からの青稲ではないでしょうか。今年は神輿が舞殿に登場して、15日の宵宮祭では神輿に御神霊は遷されており、馬は神輿の前で御神霊を榊に遷し、さらにその榊を稲の鞍に挿して出発しました。

祇園祭 御神霊渡御祭

18時になると勅板を先頭に宮本組の皆様が境内を出発。神馬も後に続きます。南楼門を出て行く際には、神輿会の方々から「ほいと!ほいと!」の神輿の掛け声が響きました。今年は神輿会の代表者が列に加わって歩いた点が昨年と違う部分です。南楼門を出て幸鉾(さいのほこ)が加わり、東大路を北上して四条通を真っ直ぐ進む最短コースで四条寺町の御旅所へと向かいました。

祇園祭 御神霊渡御祭

御旅所では御神霊の宿った榊を遷す神事が行われて、御旅所には三基の金幣が並び、24日までご鎮座されました。今年も神事の根幹は変わらず維持されています。こうした榊巡行は室町時代の記録を参考に初めて行われたとのこと。疫病鎮めを願うため、神事の実行に関わった皆様も心より感謝いたします。

祇園祭 御神霊渡御祭

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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