清水寺の採燈大護摩供

8月16日に、清水寺採燈大護摩供が行われました。

清水寺 採燈大護摩供

清水寺では、毎年8月16に日に採燈大護摩供が行われています。初めて見に来ましたが、聖護院門跡の山伏さんが来られるほか、神社の神職も参列して神仏習合の形式で行われているのが珍しかったです。

清水寺 採燈大護摩供

この護摩供は、京都仏教会と京都府神社庁が合同で実施しておられるそうで、五山の送り火を慶讃し、家内安全・無病息災の祈願や、亡き方々の追善で行われています。護摩木のほか「京の七夕」で集められた願い短冊が焚き上げられるのも特徴です。

清水寺 採燈大護摩供

山伏問答から始まって神職さんによる大祓詞や祝詞奏上も行われ、山伏によって矢が放たれるなどの儀式が進み、始まってから約45分経過して火が灯りました。もうもうと煙が立ち上り、三重塔を背景に迫力ある光景となります。

清水寺 採燈大護摩供

不動明王などの真言が唱えられる中、護摩木が炎へと投げ込まれ、やがて赤い炎が勢いよく上がりました。なかなか規模の大きな護摩で、地元の方や観光客の方が見守る中、無事に終了しました。

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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