中堂寺六斎念仏 2021年

8月16日に壬生寺で中堂寺六斎念仏踊りの奉納がありました。

中堂寺六斎念仏

京都の夏の風物詩と言えば六斎念仏踊り。京都近郊の農村部に伝わっているもので、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。その多くが観客を楽しませる芸能的な要素が強い芸能六斎で、様々な演目で見る者を魅了します。今年は新型コロナウイルスの影響で多くが中止となっていますが、壬生六斎念仏が8月9日に壬生寺で行われ、16日には中堂寺六斎念仏が規模を縮小して行われました。

中堂寺六斎念仏

16日は五山送り火の日で、例年であれば私も送り火の方を取材に行くため、壬生寺で目にするのが今回が初めて(中堂寺六斎念仏自体は他所で見ています)。今年は40分間ほど、太鼓の演目を披露していただけました。

中堂寺六斎念仏

定番の四つ太鼓や、女性による「さらし」の演目、子どもたちと大人が一緒に参加した演目もよかったです。短い時間ながら、六斎念仏の魅力と受け継がれる伝統を感じることができました。ぜひ、来年こそは本格的な奉納であってほしいと願っています。

中堂寺六斎念仏
中堂寺六斎念仏

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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