平安神宮 時代祭の装束展示

平安神宮では24日まで時代祭の装束展示が行われています

時代祭の装束展示

平安神宮で、24日まで時代祭の装束展示が行われています。風俗行列が新型コロナウイルスの影響で中止となってしまった中では大変ありがたい展示で、少しだけ時代祭の雰囲気を感じることができます。時代祭の装束はただの仮装行列ではなく、それぞれ時代考証によって復元されているのが特徴で、学術的にも大変価値があるものです。当時の人々に思いを馳せることができるでしょう。

時代祭の装束展示

時代祭の登場人物の中でも、最も装束が高価(数千万円)といわれているのが楠木正成です。見事な甲や鎧は細部に至るまで豪華で、不動明王の図柄もじっくりと目にすることができました。他にも人気の織田信長、巴御前、清少納言、吉野太夫、出雲の阿国などの装束が展示されています。本番の巡行では実際に身につけられるため、細部を観察することが難しいですが、今回はゆっくりと見られ、写真撮影も可能です。

時代祭の装束展示

21日には室町洛中風俗列の奉納演奏があり、久しぶりに耳にする音色が心に響きました(近日中にご紹介します)。22日は維新勤王隊列の奉納も11時から応天門で行われる予定。御鳳輦は拝殿で祀られています。また、今年は神苑の無料公開が22日に行われます。ぜひ平安神宮に訪れてみて下さい。

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ガイドのご紹介

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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