鴨川の風景と空

最近眺めた鴨川の風景と空です。

鴨川の夕暮れ

10月も終わりが近づき、日暮れが早くなってきたことを感じます。「秋は夕暮れ」というように、美しい空にも出会いやすくなっています。夕焼けは一般的には西の空を赤く染めるものと思われていますが、実はかなり奥深いものがあり、例えば東の空にも夕焼けが出たり、地球の影がせりあがって来たりと、刻々と変化する空が様々な表情を見せる時間帯です。

鴨川の夕暮れ

日没後の薄明の空が紫色に見える「紫光」を認識できるときもあります。 紫光は日没後の西の空に現れる半円状の「薄明弧」の上方を紫に染める現象(薄明弧は、日没点を中心に広がっており、一般の夕焼けの部分がこれに当たります)。日没後の空はゆっくりと変化していきますが、私の手元の文献では、紫光は日没後15分~20分が美しいと書かれています。皆様も日々の夕暮れの空もご覧になってみてください。

鴨川の夕暮れ

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2020」監修。特技はお箏の演奏。

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