紅葉が輝く常寂光寺

29日に常寂光寺を訪れました。今年は紅葉が抜群に綺麗です。お早めに訪れてみて下さい。

常寂光寺

嵯峨野にある常寂光寺は、桃山時代に創建された日蓮宗のお寺で、拝観受付を済ませてすぐの仁王門が象徴的です。江戸時代に本圀寺の客殿南門を移したもので、室町時代初めに建てられたと伝わります。趣ある茅葺の屋根が深い山中の寺に来たかのような非日常の光景を味わわせてくれます。仁王像は運慶の作と伝わり、若狭の長源寺から移されたものです。

常寂光寺

常寂光寺も、嵯峨野エリア有数の紅葉の名所です。境内が赤や黄色の楓に包まれる様子はまさに「紅葉の森」といった様子です。高低差のある境内を上へと登る経路で、変化に富んだ眺めを楽しめます。階段は多いため足の悪い方はご注意ください。

常寂光寺

境内の最上部まで行くと眺めもよくなり、東の風景を一望することができます。階段を上るのは大変ですが、こうしたご褒美も待っていますので頑張ってみてください。遠くには比叡山や東山が望め、手前にはラクダのこぶのように双ヶ丘が見えています。

常寂光寺

今年は紅葉が抜群に美しい色で輝いています。人は多い場所ですが、十分に満足できる色付きのよさでしょう。30日夜からの雨で散りが進みそうですので、お早めに訪れてみください。29日の境内の美しい様子は写真でお楽しみください。

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ガイドのご紹介

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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