師走の恒例!南座の「まねき看板」

今年も南座で吉例顔見世興行の「まねき看板」が上がっています。

南座のまねき

京都の師走の風物詩として知られる「まねき看板」は、11月25日に南座に掲げられました。恒例の吉例顔見世興行に伴うもので、今年は12月2日~23日で公演があります(7日、15日は休演)。芸舞妓さんの花街総見もニュースになっていました。新型コロナウイルスの影響で、例年より期間と上演時間が短縮されています。

南座のまねき

看板の文字は「隙間がないほど大入りになるように」との願いから、太く丸みを帯びた「勘亭流」という書体で隙間なく役者の名を記されています。人が中へと入ってくるようにと、内向きに字がまとめられているのが特徴です。全国でも江戸時代以来の古式が残るのは南座だけだそう。

南座のまねき

かつては芝居小屋と歌舞伎役者との契約は、プロ野球選手のように1年更新。もともとは長期契約でその間は他の芝居小屋での出演もできなかったそうですが、それでは顔ぶれが単調になってしまうということで考え出された仕組みです。顔見世興行はその年のその芝居小屋の顔ぶれを披露する、最も大切な興行であったわけです。これは旧暦の11月初旬に行われていましたが、明治以降には新暦の12月に行われるようになりました。

南座

今年も昨年に続いて公演は3部制、屋号を呼び掛ける大向こうは禁止とのこと。第1部では昨年11月に亡くなった坂田藤十郎さんを偲び「曽根崎心中」が上演されています。三回忌追善狂言の「晒三番叟(さらしさんばそう)」では、お孫さんが演じておられるそうです。盛況のうちに終わることを願っています。

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京都検定1級に4年連続最高得点で合格(第14回~第17回、第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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