京都御苑 出水の小川の八重桜

京都の桜はいよいよ最後の八重桜。京都御苑の”出水の小川”付近も綺麗に咲いていました。

京都御苑 出水の小川

京都御苑の西側にある「出水の小川」は八重桜の名所。現在まだ見頃で、美しい光景を見せてくれています。近隣にはベンチもあって、花を眺めながら時を過ごすことができておすすめです。

京都御苑 出水の小川

小川の南の方には緑色の花を咲かせる「御衣黄(ぎょいこう)」桜もあります。遠目から見ると花が咲いているとは思えないような珍しい桜で、気品ある花の色がかつての高貴な人が身に付けた萌黄(もえぎ)色の衣に似ているところから、御衣黄と名付けられています。

御衣黄

実は京都発祥の桜で、江戸時代に京都の仁和寺で栽培されたのがはじまりと伝わります。名前も由緒も京都にふさわしい桜。京都では仁和寺や千本釈迦堂、堀川沿いなどでも目にすることができますので、注目をしてみてください。また八重桜では、京都府立植物園にも貴重な種類が植わっていて、桜ファンの方は必見です。

京都御苑 出水の小川

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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