緑が美しい下鴨神社の糺の森

下鴨神社の糺の森の緑が綺麗です。

下鴨神社

下鴨神社の境内に広がる森は「糺(ただす)の森」と呼ばれています。現在は12.4万㎡もの広大な敷地の中に40種・約4700本もの樹木が茂っていますが、かつては今の40倍もあったといわれる信じがたいほど大きな森でした。

下鴨神社

糺の森の「ただす」の由来には諸説がありますが、「偽りをただす」から来ているとする説があり、浮気をした思い人に対して詠んだという平貞文の「偽りを 糺の森の 木綿襷(ゆうだすき) かけつつ誓へ 我を思はば」という和歌も伝わります。木綿襷(ゆうだすき)は、木綿(ゆう)という植物の繊維を用いて、神事に奉仕する際に袖をたくし上げるために架けるタスキのことです。

下鴨神社

巨木も多い糺の森は、昼間でも日影が多く、涼しいのが特徴。避暑にもお勧めで、今の時期は緑の美しさにも目を奪われます。お参りに行かれる方は、ぜひ木々の美しさにも目を向けてみてください。

下鴨神社

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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