今宮神社とあぶり餅

先日、今宮神社と門前の「あぶり餅」屋さんを訪れました。

今宮神社

大徳寺の北にあるのが今宮神社。平安初期に人々が疫病を祓うために疫神が祀られたことに由来し、長保3(1001)年に疫病が流行った際には新たに社殿を設けて今宮神社と称されました。疫病退散の神として信仰が厚く、春のやすらい祭は厄除けの行事として知られます。

今宮神社門前

神社の東門前にある門前の「あぶり餅」の店も有名。この餅を食べれば疫病が払えると伝わる古くからの門前名物です。「一和(一文字屋和輔)」と「かざりや」が向かい合い、特に一和は創業千年余りという超老舗です。なお、この春から料金が600円となっています。

あぶり餅

香ばしいお餅と白みその味わいは、まさに門前名物です。私にはあまり違いが分かりませんが、両方のお店で味が少し違うという方もおられます。今宮神社にご参拝の際は訪れてみて下さい。

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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