車折神社の茅の輪くぐり

洛西の車折神社では6月中に茅の輪くぐりができます。

車折神社 茅の輪

車折(くるまざき)神社は、清原頼業(よりなり)をご祭神とする神社で、境内にある芸能神社は、芸能人が多数玉垣を奉納されていることでも知られています。頼業公は生前は特に桜を好まれたことから、境内には多彩な桜が植えられて、3月から4月初めに目を楽しませてくれます。

車折神社 芸能神社

本格的な参拝順路としては、1.まず清めの社に参拝し心身を浄化する 2.社務所の受付で「祈念神石」を授かる 3.本殿で願い事を強く念じる、といった流れになります。ちなみに清めの社の山形の砂山は「立砂」と言い、石をモチーフとしています。清めの社は、嵐電(らんでん)の車折神社駅側から入って本殿に向かう途中にあります。

車折神社

祈念神石は願いをかなえるパワーストーンとして知られ、願いがかなった暁にはお礼として、手近な石を一つ拾って奉納します。境内にはその奉納された石もたくさんありますので、ご利益がある証拠と言えるでしょうか。ただし、このお礼の石は参拝者が持ち帰るものではありませんのでご注意ください。祈念神石は社務所で700円いただけます。

車折神社

6月中は厄除けの茅の輪くぐりを行っています。茅の輪をくぐって身心を清め、その先にある「人形(ひとがた)」を書くと、「気付かぬうちに身に付いてしまった罪やけがれがことごとく払われ、運気が大いに上昇します。」とのこと。茅の輪くぐりは京都各地の神社でも6月30日にかけて行われています。

車折神社 茅の輪

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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