神護寺の風景

先日、雨の神護寺を訪れました。

神護寺

まずはお知らせから。来週10月19日(水)にBS朝日で放送予定の「京都ぶらり歴史探訪」に出演させていただきます。金地院、六波羅蜜寺、冷泉家を訪れました。よろしければご覧ください。リンクから予告動画をご覧いただけます。

神護寺

さて、京都の北西、高雄のバス停を降りてから清滝川沿いに下り、今度は階段を一気に登るとたどり着くのが神護寺です。今でも山の中に立ち、金堂で前身寺院から伝わる国宝の薬師如来像を目の前で拝むことができ、空海や最澄の事跡や和気清麻呂、荒法師・文覚の物語をしのぶことができるお寺です。

神護寺

神護寺は今でも山の中に立ち、自然に抱かれた境内は、京都を離れた別天地に来たかのような気持ちにさせてくれます。境内奥の「かわらけ投げ」も名物で、清滝川の深い渓谷に向かって3枚200円で投げることができます。

神護寺

11月は紅葉が綺麗なことでも知られ、今年の「そうだ京都、行こう。」のキャンペーンでも紹介されています。紅葉シーズンは観光客が戻り、かなり混雑もしてきそうですが、高雄エリアは駐車場が少ないため、できるだけ公共のバスで向かうとよいでしょう。駐車場は嵐山高雄パークウェイの駐車場に停めるという手もあります。

神護寺

まだ10月ですので境内は緑が基本ですが、少しずつ色づき始めていました。今回のお目当ては五大虚空蔵菩薩の御開帳。大阪の観心寺の如意輪観音像とも作風が共通する仏様でした。例年5月と10月に数日間ですが御開帳があります。機会がありましたら、訪れてみて下さい。

神護寺
神護寺

ガイドのご紹介

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京都検定1級に5年連続最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として10年以上。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。「京ごよみ手帳 2022」監修。特技はお箏の演奏。

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