八坂神社の茅の輪くぐり

八坂神社茅の輪くぐりをしてきました。

八坂神社

6月30日が近づき、八坂神社にも茅の輪が登場しています。そもそも茅の輪の由来は、疫病の神である牛頭天王(ごずてんのう)を温かくもてなした蘇民将来(そみんしょうらい)が、お礼として腰に茅の輪を巻くことで疫病を逃れられるという教えを授かったことによります。その蘇民将来を祀る神社・疫神社があるのが八坂神社であり、八坂神社でかつてお祀りされていたのは、まさに牛頭天王(ごずてんのう)でした。その意味では、茅の輪の本家も八坂神社と言えるかもしれません。

八坂神社

この茅の輪くぐりには外国の方も興味津津の様子で、くぐり方が描かれた図を見て、見よう見まねでくぐっていく様子を微笑ましく思います。八坂神社の茅の輪は、私の経験上、29日までは舞殿の西側に置かれており、神事が行われる30日には舞殿の南側に移されるようです。半年間の厄を落とし、無事に夏を越えられるように願う。現代でもまだまだ梅雨の大雨が起こりやすい時期はこれから。熱中症も命に関わるものです。皆さんもこの夏を無事に乗り越えることが出来るよう、茅の輪をくぐってみて下さい。

八坂神社

ガイドのご紹介 吉村 晋弥

京都検定1級に7年連続の最高得点で合格(第14回合格率2.2%)、「京都検定マイスター」。気象予報士として20年。これまでに訪れた京都の観光スポットは400カ所以上。自らの足で見て回ったものを紹介し、歴史だけでなくその日の天気も解説する。毎月第2水曜日にはKBS京都ラジオ「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に出演中。BS朝日「あなたの知らない京都旅」、KBS京都(BS11)「京都浪漫」出演。特技は

散策・講座のお知らせ

【祇園祭講座を開催!】 8月1日まで見逃し配信あり!
6月30日(日)18時~21時頃
 その1 ~祇園祭の歴史と1ヵ月の行事~
7月6日(土)第1部:13時30分~15時30分、第2部:16時~17時30分頃
 その2 ~各山鉾の見どころを徹底解説~

【散策を受付中!】
7月10日(水)16時~18時15分頃
祇園祭を彩る「お迎え提灯」行列!鷺踊り・小町踊の舞踊奉納へ
7月12日(金)19時~20時30分頃
人知れず駒形提灯が灯る夜!12日の山鉾町へ
7月24日(水)07時~09時頃
後祭・山鉾巡行の朝!最高に美しい山鉾と新町通の巡行へ

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その10 「愛宕神社と愛宕山」

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